2007年10月11日

ニコチン依存症

 ニコチン依存症の別名をNDといおるけどダンはん、NDはNicotine Dependence(ニコチンディペンデンス)の略称や。このタバコ等に含まれるニコチンとは、神経に作用する性質をもつ物質のひとつや。ニコチンはタバコを吸うことで肺から煙が入り、血液中に入って脳までたどり着きまんねん。脳にたどり着いたニコチンは、人間の意識に頭がスッキリしたような感覚や、落ち着くような感じを与えるようや。実際のトコでいうと、ニコチンがタバコを吸ったあとその後数秒間を経て脳までたどり着くのやけどアンタ、タバコに含まれるニコチンは神経系内でアセチルコリンちう物質に成り代わって働くことになるんや。アセチルコリンに似た構造を持つニコチンは、シナプス膜受容体やらなんやらに結合して神経伝達物質を過剰に放出させるのや。

 ニコチンの働きとしてはこの他にシナプス後膜の過剰な興奮も引き起こすもののようで、こうしたことが続くようだとシナプス後膜の受容体の減少やシナプスの神経伝達物質の放出させる力そのものも弱めてしまうことになるんや。こういったことでニコチンの補充が行われへんとシナプスで行われる神経伝達が上手に行われなくなることになり、ニコチンを吸っておらへんとイラついたりしてくるニコチン離脱症状やらなんやらが起こることになるんや。こうしてニコチンへの依存症(ND)が成り立ってゆくといわれていますわ。

 禁煙の治療では、通常やと薬物による治療と平行して行動療法と呼ばれる治療が行われるようや。禁煙補助薬と呼ばれる薬には、薬局やらなんやらで手に入るニコチンガムや、医師による処方の必要なニコチンパッチがあるんや。これ等の禁煙補助薬は離脱症状を和らげてくれる働きを持ちまんねん。行動療法ではタバコの変わりに歯を磨いたりといった生活の形を変えてゆく方法で行われるようや。
posted by 禁煙ゼラチン at 02:11 | TrackBack(0) | 禁煙
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